第2話『来たー!!!』



近づく聞き慣れない音。
そして五月蠅い音は時間と共にだんだん遠のいていく。
推測するに馬が駆ける音のような…。


「ん…え?馬?」


眠い目を擦りながら起き上がろうとした時、足に何かが当たった。
何だろうと思い見てみると、それは血で真っ赤に染まった兵士の死体。
背中に酷い切り傷があった。
恐らく逃げている途中後ろから誰かに斬られたのだろう。
いきなりそれが視界に入り、驚いたは腰を抜かしてしまう。


「ななな…何これ!?何かの撮影!?
分かったこの血
ケチャップとかでしょ!?そうよ絶対そうだって!」


何とか自分を納得させようとするが声が震えている。
無理もない事だった。
何せ目の前にあるのは誰がどう見ても本物の死体なのだから。


「てかあたしは教室で英語の授業を受けてたはず…何で森に…」


死体に気を取られて周りは全く見えていなかったらしい。
つい少し前までは皆と一緒にいた。
だが今はどうだ。
クラスメートなんて一人もいない。
辺り一面木々で覆われている。
今にも何処からか、
キッコロとモリゾーが「や!」とか言いながら出てきそうだ。


「・・・怖い…」


いくらキッコロとモリゾーが出てきそうな森とはいえ、
辺りは天気が悪いというのもあって暗い。
これからどうしよう…。
右も左も分からない状態のままオロオロしていると、遠くから声が聞こえてきた。
は慌てて隠れる。
しかしその声には聞き覚えがあった。


「今回の戦は大変だったなぁ。大雨にも見舞われたし…」
「全くですよ。帰ったら一休みしますか」
(あり?この声は…)


木陰から覗くと声の主はBASARAのゲームに登場する
あの真田幸村と猿飛佐助その人達だったのだ!


(なっ生だ!コスプレとかじゃないよね!?うわどうしよう
鼻血出そう!!!


さっきまで死体に怯えてた自分は何処へやら。
今や歓喜にうち震える17歳女。
しかし何故そこで鼻血が出そうなのか。
謎は残るばかり…。


(ついていきたい!声かけたい!)


人はこれをストーカーと言う。
そしてあまりにもテンションハイになり身を乗り出した為、物音を立ててしまった。

ガサッ!


「誰だ!?」
(あ゛)


幸村と佐助は隠れていたを敵軍の兵士か何かと思い、武器を構え戦闘体制に入る。
このまま斬りつけられたら死亡決定だ。
逃げようかと試みたが時既に遅し佐助に先回りされた。
流石忍者素早い。
そして佐助はの首に苦無を当てた。
「ぎゃーまだ死にたくないー!でも
佐助に殺されるなら本望かもー!?


生きたいのか死にたいのかどっちだ。


「な…女の子?」


敵かと思ったが相手は丸腰の女だった。
しかも怯えてる(若干目が輝いているが)


「何故このような所に女子が…佐助武器をしまえ。怯えているではないか」


駆けつけた幸村に言われて佐助は武器をしまう。
それを見てほっとする


「どうしてこんな所にいたのだ?迷ったのでござるか?」
「…えーと…」


迷ったわけではない。
気がついたらこの森にいたのだ。
自分でも今の状態がほとんど掴めないのにどう答えられようか。
悩みに悩んでとりあえず迷ったと言う事にしておいた。


「どーします真田の旦那。女の子がこんなとこに一人でいたら危ないですし…」
「とりあえず放ってはおけん。甲斐まで連れていこう。お主名は?」
です…!」
「某は真田幸村、こっちは
オカンの猿飛佐助でござる」


(知ってますー!)


「…俺いつオカンになったんですか」
「む?
オトンの方が良かったか?
どっちも嫌です
「と…とりあえず…」


幸村はの方を見て顔を赤らめた。
来る…来るぞあの言葉が…!


殿…服装が破廉恥でござるー!!!」


来たー!!!
から見たら只の制服でも足丸出しのミニスカートは、
幸村にとって破廉恥に写ったらしい。
頑張れ若者よ!
現代にはこんな格好の人達が入り乱れておるぞ!

 

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第2話完成しました(何)

日本語おかしい所が色々あったと思います。

修行の旅に出たばかりなのでまだまだ未熟者であります;;(滝汗)

今回幸村と佐助が登場しました。

小説をいざ書いてみるとこの二人の喋り方がいまいち分かりません。

やっぱり難しいですね。

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