『第20話「政宗大捜索」』
政宗大捜索が開始され、既に数時間が経過していた。
城内は勿論、城周辺もくまなく探したのだが全く見つからず、兵達は半ば諦めかけていた。
しかしはまだ「伊達ちゃんカムバーック!」などと叫びながら必死で探し続けている。
小十郎に至っては「あっ又胃痛が…」と呟いていた。(そしてこの後お約束の吐血)
夕方になり空もだんだん朱く染まり始めたので、そろそろ城に戻りましょうとに呼び掛けようとするとさっきまでそこにいたが…
いなかった。
「殿ー!!!」
小十郎は慌てて辺りを見回した。
もし殿に何かあったら政宗様に瞬殺される!
六爪流で刻まれる事まず間違いなし。
小十郎は冷や汗を垂らしながらを探し始めたのだった。
一方はと言うと…
「伊達ちゃーん!伊達男ー!まちゃむねー!!!…ほんとに何処行ったんだろ…」
小十郎とはぐれた事にまだ気づいていない様子。
その上だいぶ遠くまで来てしまった。
「はぁ…しょうがない…城に戻ろっかな見つかんないし…」
くるっと180度回転して、元来た道を戻ろうとした。
そして…
「あれ?こじゅさん?あれ?あれー!?」
やっといない事に気付いた。
「隠れてないで出て来て下さいよー!!」
も小十郎を探し始めた。
城内で政宗を探し回っていたなるみちゃんこと成実は、(しげざねだってば!!)
死にかけた小十郎が帰ってくるのを見つけた。
見るからに廃人状態で何やら「細切れ」だの「バラバラ」だのと呟いている。
そんな小十郎にお構い無しに声をかける。
「おかえりー!その様子じゃ今回も梵天は見つからなかったみたいだな!(爽)
俺んとこも見つかんなくってさー…ってあれ小十郎一人?愛しのちゃんは?」
「………見失った…」
「は…?まさか逃げられたって事!?どーすんの俺目ぇ付けてたのに!!」
「いや…違うんだ。二人で阿呆宗を探してたんだが、少し目を離した間に何処かへ行ってしまわれた…
要するにはぐれたって事だ…後目ぇ付けんな…」
「で、見つかんなかったんだな…」
「あぁ…」
「ちゃんに何かあったら梵天に八つ裂きにされるなーお前!」
容赦ない一言。
「八つ裂き」と聞き、小十郎は更に真っ青になった。
「大丈夫かー?」
「…お前精神的に私を追い詰めるのがそんなに楽しいか?」
「ソンナコトハナイヨ?」
片言ではあるが本人に悪気はない。
しかしタチは悪かった。
「いつもならここは怒って刀を振り回しているところだがそんな事はもうどうでもいい!!」
何としても阿呆宗が戻ってくるまでに殿を探し出さなければ!!
時間はもう少ししかないが、自分に克を入れて小十郎は立ち上がった!!
が、しかし
「ただいま〜…」
「あっおかえりーちゃん!見失ったって聞いて心配したんだぜー?」
帰還。
無駄なエネルギーを消費した瞬間だった。
「聞いて下さいよなるみちゃん!
こじゅさんが…こじゅさんが蒸発しちゃったんです!!探したんですが見つからなくって…!」
「蒸発!?そりゃ大変だ!!」
「うぉい!!!私はここにいるだろうが!!悪ノリしてんじゃねえよ!!(キレ)」
「あれ?こじゅさん!?帰ってたんですか!?」
完璧の視界に入っていなかったようだ。
とうとう小十郎は、「どーせ私なんて…」とこげ●んの如く拗ね出した。
「まぁでも良かったじゃねーか小十郎。ちゃん無事に帰ってきたし何より首飛ばなくってさ」
「え?何の話ですか?」
「んー?こっちの話ー」
「???」
とりあえず城門で立ちっぱなしというのもなんだったのでひとまず三人は城の中に入っていった。
一日中政宗を探し回って疲れたは、成実と別れ小十郎と共にトボトボと歩きながら
「あれ…あたし何で伊達ちゃん探してたんだっけ…」とふと思っていた。
当初の目的をすっかり忘れている御様子。
そんな事をぼんやり考えていると前を歩いていた小十郎の背中に顔面からぶつかってしまった。
「ぶっ!!なっ…どーしたんですかこじゅさん!?」
「しっ!お静かに…」
小十郎の視線の先には政宗がいた。
どうやら帰ってきたらしい。
しかしよく見ると誰かと一緒で何やら会話をしている。
髪の長い綺麗な女性。
「こっ、こじゅさん!!ああああれってままままさか…(あくまで小声)」
「ええ。あの方は政宗様の…」
「愛人ですか!?(小声なんです)」
「激しく違いますから。あの方はですねー…政宗様の…」
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NEXT
久々に打っては見たのですが又もや究極へたれ駄文…。
へたれアフォ管理人の修業の旅はまだまだ続く(汗)
さて次回はヒロインがブチキレて暴走しちゃう予定。
伊達殿と喋ってる女性…一体誰なんでしょうね(笑)
ブラウザでお戻り下さい。