『第21話「我慢の限界です!!」』
「あの方は政宗様の母君様です」
「えぇー!?めっちゃくちゃ美人な人じゃないですか!親子揃って絵になってる!流石!!」
「ま…まぁ端から見たらそう映るんでしょうが…実際は…」
小声で騒ぎながら二人を見ているとは裏腹に、小十郎は何処か辛そうな表情だった。
それもそのはず。
政宗は幼少の頃より母親に忌み嫌われている。
右目がないと言うだけで。
「な…何か喧嘩してる…?」
正確に言えば、母親が一方的に政宗に対して嫌みを言い続けていると言った方がいい。
一方の政宗はそんな母親に対して何も言い返さない。
ただ黙って聞いているだけ。
「ちょっ…お母様、凄い酷い事言ってますよ!?伊達ちゃんも何か言い返せー!
いつものcrazyな伊達ちゃんは何処行った!?(あくまで小声)」
「無駄ですよ。政宗様は自分を生んでくれた母親に対してほとんど反抗しませんから。」
そう、昔から。
まだ幼かった政宗の世話をしてきた小十郎はその事、をよく知っていた。
母上に好かれたい。
嫌いにならないで。
そんな事を言いながら、毎日泣いていた子供の頃の政宗の姿を思い出す。
あの時はよく私にしがみついて離れなかったものだ…。
廊下を歩いていたら後ろから大泣きしながら政宗様がタックルカマして来たり、
仕事中墨が切れたので、擦ってたら後ろから大泣きしながら政宗様が抱きついて来て、油断していた私は
前のめりになり顔面から墨かぶったり、御飯を食べていたら後ろから大泣きしながら政宗様が…あれ、何だっけ…?
あの時はバリエーションを変えて、前から特攻して来た気がする…(遠い目)
「?こじゅさん?こじゅさんしっかり!目が四次元向いてますよ!?」
「え?あぁすいませんいつもの事です」
「とにかく!あれじゃ伊達ちゃんが可哀相ですよ!ずーっと言われっぱなしなの見てられません!!
誰も止めないならあたしが止めます!!」
「わわっちょっ…お待ち下さい殿!!」
「止めないで下さいこじゅさん!」
「何やってんだお前ら?」
大声を出したせいで二人に自分達がいる事がバレてしまった。
あぁ…何か知らんが一悶着ありそうだ…。
お決まりの胃痛が始まり、吐血しながらそう感じ取った小十郎だった。
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久々に打ったというのに…何て言うか…短っ…!!
夢小説にすらなってない!!
伊達殿の母君の喋り方とか名前の呼ばれ方とか分からずメールで友達に聞いてました。
その際「シリアスをほんのちょ-----------------っと入れてみたんだけど…」と言ったら
「何処が?」と一刀両断されました(痛っ!)
…やっぱり自分はシリアス書けないとです…。
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