『人間になりたい。』


冬が終わり、寒さに耐え忍んでいた植物に新芽が出始め、
眠っていた動物達も目を覚ます季節となった。
春が近いと言っても、米沢ではまだ雪がわずかに残り、風は冷たく感じられる。
陽の光だけが唯一、この寒さを忘れさせてくれた。
小高い丘に積もっていた雪が太陽の光で反射され、キラキラと光る。
その場所に一匹のクマが座り込み、一生懸命何かをしていた。
彼の名はリラックマサムネ。
政宗以外には人畜無害な二等身の喋るクマだ。
只今想い人に喜んで貰おうと、雪兎をせっせと作っているらしい。
以前からひそかに想いを寄せ、政宗の魔の手(セクハラ)から
を守りつつ、愛しのmy honeyにいつ告白しようかと計画中。
リラックマサムネの中では少しばかり早い春の到来だ。
例え伊達家の宿老や兵士達に「クマと人間で恋愛は無理だろ!」と
ツッコまれたって、めげないめげない。
小さな雪玉に葉っぱと南天の実を付けて雪兎を完成させる。
溶けないうちにに見せようと急いでそれを持ち、米沢城に向かって走り始めた。




その頃、米沢城では…。

「政宗様!これが今日の分です!頑張って下さいねv」

どどんと出されたのは沢山の巻物達。
政事に関するもの、武将からの文、その他諸々が政宗の前に立ちはだかる。
机からあふれんばかりの量に今日もげんなりだ。
人々の上に立つ者としてはこれが当たり前の生活だが、流石に休みなしだと耐えられない。
最初のうちは抵抗して、脱走したり家出してみたりしたが、
結局最後は捕まってやらされるので、今では無言で仕事に取り掛かっている。
や小十郎が手伝ってくれてはいるものの、連日こんな事が続くとあってはたまらない。

「もう無理もう駄目だ俺鳥になる
「なーに言ってるんですか!
伊達軍筆頭たる者、これ位で根を上げていては困ります!皆頑張ってるんですよー!」

最近は、怠惰気味の政宗によく説教をするようになった。
小十郎に似てきたが、怒ってもさして恐くはなく迫力にかける。
畳にだらしなく寝っ転がる自分を起こそうと、必死になる姿は可愛いと思うし、
何より自分の事で笑ったり怒ったりしてくれるのが嬉しかった。
それ故に、ついつい困らせたくなってしまう訳で…。
時々やり過ぎて、小十郎に怒られる時もあったりなかったり。
が政宗の服をこれでもかと言う位引っ張ってくるので、仕方なく執務をこなす事にした。

「OKOK。ちゃんと仕事すっから、そんな引っ張んなって」
「へぁっ!?」

起き上がった時に引っ張られた反動を利用して、政宗はに抱きついた。
大好きな政宗に、いきなり抱きつかれて驚きを隠せなかったが、嫌ではなかった。
寧ろ、幸せいっぱいvと言った感じだが…今は執務中。
部屋に誰が入ってくるか分からない上に、万が一誰かに見られたりしたら恥ずかしい。
特に小十郎や成実、綱元の3人には…。
小十郎は真っ青な顔で説教してくるに違いないが、
残る2人は確実自分をからかってくるので、始末が悪いのだ。

「政宗様あったか〜い…じゃなくて!!執務の最中なんですからやめて下さいってば!!」
「あったかいんなら別に良いだろうが。寒い中仕事に集中なんて出来ねえしよ」

そう言うと更に抱きしめる力が強くなり、は逃げるに逃げられなくなってしまった。
寒いのは慣れてると何処かの戦場で言ってたくせにー!と内心悪態を付きつつ、もがき続ける。
例え無駄だと分かっていても、そうせずにはいられない。
そんなを楽しそうに見ている政宗。
もっと困らせたくなって、今度は頬やら額やら無節操にキスをし始めた。
途端にの顔が茹でダコ状態に陥り、臨界点突破。
恥ずかしいのか嬉しいのか、はたまた怒りたいのか分からなくなり、
頭が混乱して「仕事をしろ!」と怒鳴る余裕も無くなってきた。
緊張して体がガチガチになってしまう。
まるで飢えた野獣に捕食される寸前の小動物のようだ。
がギュッと目をつぶったのを見て、観念したのかと政宗が勘違いした矢先…。




ガラッ。

「あ」
「…っ!?」
「Ah?」

上から、手を真っ赤にしながら雪兎を持ってきたリラックマサムネ。
政宗に流されまくりの
ガチガチのに抱きつき、セクハラを続行する奥州筆頭。
障子の隙間から入ってきた冷たい風が、2人と1匹の間に流れていった。
まるで夫婦の営みを見てしまい、
衝撃を受けた幼い子供のような反応をとるリラックマサムネ。
ぷるぷると震える手から、折角苦労して作った雪兎が床に落ちてしまい、
更に自慢の兜から三日月がポロッと取れた。
背景なんてもうベタフラッシュが広がる広がる何処まで逝くのか。
破廉恥な場面をよりにもよってリラックマサムネに目撃されてしまい、
フリーズしていたは悲鳴を上げる。
勢い余って政宗を張り倒し、言い訳をしようとしたが遅かった。
目撃者はもうそこにはいなかったのだから。
追い掛けようにも何処に行ったか分からない。
ちなみにこの後はリラックマサムネを探しに行くのだが、
姿をくらまされ、結局この日は会わず仕舞いとなる。
がどうしようと慌てていると、入れ違いで小十郎がやってきた。

「?政宗様、さっきリラックマサムネがもの凄い勢いで走っていきましたが、
又何か喧嘩でもしたのですか?」
「いやちょっとクマには刺激的なものを見せちまったっていうか…まぁそんなとこだ」

執務をする部屋に、クマにとって刺激的なものなどあっただろうか?と
疑問に思いながら小十郎はに仕事を渡す。
ふとの顔を見ると焦っているような混乱しているような、
とにかく顔は真っ赤だったり真っ青だったり間を取って紫だったり。
不審に思った小十郎は、再び政宗の方を見る。
家臣に、じとーっと疑惑の視線を向けられて、白々しく口笛を吹いてごまかす政宗。

「…まさかとは思いますが、私がいない間に殿に何かなさいましたか?
それも口では言えないような、いかがわしい事を…」
「いかがわしいって言うなよ。俺はただskinshipをだなー…」
「っきゃーーー!!!」
「…ちなみにどのようなスキンシップを?」

政宗が小十郎の質問に答えた瞬間、城の一角がカッと光り、
「失せろ!!!」と、やたら漢らしい声が城内に響いたのだった。
暫くして野次馬の如く駆け付けた成実が見たものは、
戦極BASARAを発動したゲーム版小十郎と畳に横たわる政宗の屍、そしてパニック状態の
成実は暫く無言だったが、やがて小十郎に盛大な拍手を送った。

「おめでとう小十郎。ついに殺っちまったな!
これで晴れてお前も胃痛と吐血からおさらばじゃねーか!」
「ああ…やっと自由になった…(スッキリ!)」
「殺っちまったじゃありませんよ成さん!政宗様本当に鳥になっちゃったじゃないですか!!」

いつもならどんな状態に陥ってもすぐに復活する政宗だが、
今回は相当なダメージだったのか、なかなか意識が戻らない。
よく見ると、ビクッビクッと体が痙攣していた。
毎回毎回死なないのが不思議である。
数十分経ってようやく生き返った政宗に小十郎は舌打ちした。

「申し訳ありません政宗様。トドメを刺すべきでした。てっきりそのまま逝ってくれるとばかり…」
真顔で言ってんじゃねー!!!




一方、何も知らないリラックこじゅはリラックマサムネにさせるドリルを
小さな手いっぱいに抱えて、廊下を歩いていた。
今日こそは、掛け算と割り算をマスターさせたいと張り切っている。
気分は子供に英才教育を施すママさんだ。
しかし障子を開けるとそこには…

「何引きこもってるんですかマサムネ様。ブナシメジが大量に生えてますよ
「…ほっといてくれ…俺はshock受けてるんだ。
あぁ…今なら月の輪グマになれそうだぜイエアー…

部屋の角で、ずーんと暗い雰囲気を漂わせながら、
体育座りをしているリラックマサムネを見つけたリラックこじゅ。
キノコパーリー状態なリラックマサムネの隣には、
コリラックこじゅがいつものようにノリノリでDancing中。
今日に限って流れている音楽は「運命」とやたらへヴィーなものだった。
だっだっだっだーん!!と近所迷惑宜しく、重低音なメロディーが周りに音漏れしている。
音に合わせて、力いっぱい足踏みしたりして楽しそうだ。
リラックこじゅは算数のドリルを机に置いて、リラックマサムネに一体何があったのかと質問する。
しばし沈黙を守っていたが、やがて拗ねた声で
「アフォとmy honeyがイチャこきあってた」とぶっきらぼうに答えた。
あぁ…と納得するリラックこじゅ。
前々から仲の良い2人だとは思っていたが、まさか執務中にイチャこく程とは知らなかった。
とりあえず、今までに無い落ち込みようだったので、
慰めるべきか、そっとしておくべきかリラックこじゅは迷いに迷った。
そして迷っていると、だんだん胃痛がしてきて吐血、これはいつもの事である。
口元を拭いていると、突然リラックマサムネが立ち上がり、無理難題な事を言い出した。

「人間になりてぇ!」
「何ですかいきなり…読者の方々もきっとそう思ってますよ
「人間になれたらも俺の事、恋愛対象として見てくれるかもしれない」

リラックマサムネはの事が恋愛方面の意味で好きだった。
はというと、リラックマサムネの事を「可愛い」とか「癒される〜」と言って
抱きしめてくれたりしていたが、恋愛対象として「好き」とは言ってくれない。
もしも自分が人間になれたら両思いになれるだろうか。
うんうん唸って小さな頭をフル回転させたが、英語のドリルを見ただけで
パンクしてしまう頭
では考えても何も答えは出てこない。
その間、リラックこじゅは、せっせと持ってきたドリルを開いて勉強の準備をしている(鬼)
それを見たリラックマサムネは「今日はふて寝しよう」と決心した。
数分後、部屋からリラックこじゅの怒鳴り声が聞こえてきたのは言うまでもない。
知っているのは通り掛かった綱元だけだった。




次の日の早朝、何やら体に違和感を感じ、リラックマサムネは目を覚ました。
外を見るとまだ朝日すら出ていない。
遠くの空が少しだけ明るくなってきているだけだ。
二度寝しようとしても眠る気になれず、かと言って起きたばかりで何をしようという気にもなれず、
ぼーっと朝日が出るのを眺めようと思った矢先、ふとある事に気付いた。
布団が心なしか小さく感じる。
そして視点がやたら高いのだ。
恐る恐る自分の姿を見てみると…何と体が人間になっていた。
身体年齢は6〜7歳位の子供だ。
手足も丸くて短かったのに、今は指もあるしそして長い。
寝ぼけているのだろうと思い、ごしごしと目をこする。
再度目を開けて見てみるが、夢ではなかった。
自分の手や足を見ながら呆然とするリラックマサムネ。
これでは自慢のリラックマグナムステップも発動出来ない。

「……………どうなってんだオイ…」

生まれてからこんな事は一度もなかったので、少々不安になり、
リラックマサムネはの部屋に直行した。
は、政宗の側近として毎日執務をこなしている。
小十郎からも色々と教えて貰っている為、知識は豊富だ。
もしかしたら何か知ってるかもしれない。
まだ誰も起きていない時間、城内は静まり返って不気味だった。
霧が少し出ていて外の景色が霞んで見える。
長く延々と続く廊下を裸足で歩いてると、ひたひた音がした。
人間になって足が大きくなった分、廊下が倍位冷たく感じられた。
出来るだけ足音を立てず、小走りにの部屋を目指す。
出来れば、見張りの兵士にだけは見つかりたくない。
奥州では自分の存在は知れ渡っているが、この姿では曲者に見られてしまう可能性大だ。
の部屋は陽がよく当たり、眺めもいい所にある。
しかしムカつく事にその隣はアフォ筆頭の部屋。
毎晩毎晩、変態が夜這いに来ていないか心配なのだ。
の部屋に着き、この時間ではまだ起きていないだろうと思いつつ、
軽く声をかけてみたが、やはり返事はない。
障子を少し開けるとは布団に丸まってすやすやと眠っている。
最近、執務が忙しいと聞いていたので起こすのは気が引けたが、
そうも言ってはいられない。


「うにゃ…もう…ガッカリだよ…!!
「いや、●っ君はいいって。つーか何がガッカリなんだよ、訳わかんねえ

揺さぶっても起きないので、布団に丸まり変な寝言を言うの上に乗っかってみた。
重みでがゆっくり目を開ける。
自分の上に乗っかる幼子を半開きの両目で見つめた後、

「…どちら様ですか?政宗様の弟さん?もしかして隠し子?
「ちげーよ。俺だよリラックマサムネだよ、隠し子なんていたらあいつがビックリだよ

の問いに冷静に答える子供、リラックマサムネ。
既にという想い人がいる上に正室すら取っていない政宗に隠し子なんていたら、
本人どころか小十郎も5割増しで吐血&ビックリするのではないか。
腕を組みつつ寝ぼけたまま「そうだよね〜ビックリするよね〜」と頷いた後、は盛大に絶叫した。

「えええええええええええええ!?リラックマサムネー!?」

の叫びは米沢城どころか、奥州全域に響き渡った。
驚くのも無理は無い。
昨日までは肩乗りサイズの大きさだったクマが、今や人間になっているのだから。
耳としっぽがそのまま出ているのがリラックマサムネだったという事を物語っている。
さしずめクマ耳を付けた幼い梵天と言った所か。

「どっ、どうしてそんな…いきなり…えええ!?
「俺も何でこうなったのか、よくわからねえんだよ。目が覚めたらこうなってた」

昨日、「人間になりたい」とは言ったが、まさか次の日に願いが叶うとは思いもしなかった。
こうなる運命だったのか…それとも森の妖精のイタズラか…。
原因は不明だが、とりあえず人間になれて嬉しいらしい。
それにしても人間になると身長も違うし、当然視点も変わってくる。
クマから人間になった事で少し違和感を感じた。
暫くすれば慣れてくるはず。
欲を言えば、もっとでかくならないものか。
只でさえ見下ろされてるのに、これではクマの時となんら変わらない。
政宗と同じ身長、もしくはそれ以上高かったらいいのに…と思った。
理想は政宗を見下ろす位の身長。
そんな事を考えているとリラックマサムネは突然に抱えられた。
そして、は政宗の部屋に直行する。

「まっ、政宗様政宗様まーさーむーねーさーまぁぁぁ!!!」
「Ah〜?何だよこんな朝早くに…男の寝所に薄着のまま堂々と入ってきやがって…
襲って下さいってsignかオイ」
今はそれどころじゃなくって!見て下さい!この子誰だと思います!?」

無理矢理叩き起こされ、政宗の眼前にあるものが突き出される。
それはに抱えられた自分似の小さな男の子。
目つきは悪いわ、自分と同じ眼帯や服装はしてるわ、何か見た事あるクマ耳と尻尾だわで
誰かを思い出させるが、起きたばかりなので思考が上手く働かない。
半分眠気眼の状態だった政宗の顔面に、リラックマサムネはビンタをカマした。

「アフォ面してんじゃねえぞ奥州筆頭」
「ってえなこのくそガキ!なんなんだこいつは!?」
「リラックマサムネです政宗様」
「what?今なんつった
「だから、リラックマサムネですってば」

しん…と静かになる政宗の寝室。
リラックマサムネの無愛想な顔をしげしげと見つつ、嘘だろ…と顔を引き攣らせた。
只でさえ自分似のクマがいただけでもビックリなのに、
あろう事かそれが今度は人間になったのだからたまったものではない。
政宗はただひたすらリアクションに困っていた。
人間になったと言っても半クマ半人じゃねえかとツッコむか、
それとも悪い魔女にでも魔法を掛けられたのかと笑い飛ばすか。

「…sorry、いきなり過ぎて訳分かんねえ…」
「私も今さっき知ったばっかりで…。もう何がどうなってるのか…」
「こうなったからには、やっぱそれなりの原因ってものがあるだろ」
「その原因が分からないから困ってるんじゃないですかー」

目の前にいるリラックマサムネを見つめたまま2人は唸っていた。
としてはこのままの状態でも構わないと内心思っているようだ。
見た所、リラックマサムネも人間になって嫌がっている様子はない。

「あの…こんな時にこんな事思うのは不謹慎かとは思いますが…
こうして見ると何だか兄弟みたいですねv」
「「what!?」」
「だってこんなに似てるんですから」

政宗とリラックマサムネは、お互いの顔を見つめていたが、やがて

「こんな生意気な弟いらねえよ!」
「俺だってこんな変態街道まっしぐらの弟になんかなりたくねえよ!」

と、罵倒し始めた。
「喧嘩する程仲がいい」とはよく言うが、今の2人にそれを言ったら
揃って「良くねえ!!」と否定するだろう。
きっと仲良くハモるはずだ。

「そうですか?私はこんな弟いたら嬉しいですけど」

の家には兄や姉が何人かいるが弟や妹がいない。
よく弟や妹が欲しいと常日頃呟いていたのを政宗は知っている。
自分も弟の小次郎がいるが家督がどうの等で一時苦労した。
政宗的には、兄弟はいたらいたで大変だと思っている。
はリラックマサムネを抱きしめて、頬を擦り寄せた。
いつものぬいぐるみを抱きしめるようなやり方ではないので、何となく嬉しい。
ただぎゅっとするのではなく、優しく包み込むような感じだった。

「政宗様も小さい頃、こんな感じだったんですか?」
「…いや、俺の方が遥かに男前だったな

自分でハッキリ男前というのもどうだろうと思うが…。
わざわざ「遥かに」という言葉を強調している。
その遥かに男前だった子供が今や常日頃鼻血を出すわ、仕事はサボるわ、
家臣(ゲーム版小十郎)より弱いわの見事なまでの変態へたれ馬鹿殿に成長してはどうしようもない。
戦場では「伊達男」と呼ばれ「独眼竜」と恐れられた男も、好きな女子の前では一瞬で変態狼と化す。
これを知っているのは米沢城の者達だけだが、民が知ったらどんな気持ちになるだろうか…。
あまり深くは考えたくはない。

「じゃあ、リラックマサムネが大きくなったら政宗様みたいになるのかな?」
「俺はこんな変態にはならねえ」

幼いとはいえ、自分に似た顔にこんな事を真顔で言われると政宗も腹が立つようだ。
声には出していないものの、明らかに頭の所に怒りマークが浮き出ている。
子供相手にムキになって怒るのは、流石に大人気ないと我慢している。
だが、そんな我慢も次の瞬間水の泡に…。

「俺、こんな変態よりを幸せに出来る男になる」

ドキーン!!

「オイコラ!お前何ガキ(クマ)の言う事にときめいてるんだよ!?」
「とっ、ときめいてしまいましたお館様…じゃなかった政宗様…!」

顔を赤らめ、満更でもなさそうな表情をする
ニヤリと陰で笑う自分似の(以下略)。
プチッ…。
大人気ないという思考は何処へやら。
奥州筆頭、朝っぱらから御乱心でWAR DANCE状態になる。
ひとしきり低レベルな喧嘩が続くと、お互い息を切らしながら間合いを取る。
そして、政宗が問うた。

「…お前いつ元に戻るんだよ」
「…I don’t know it…つーか俺が聞きてえよ。でも暫くはこのままでいるのもいい」

その後、人間になったのをいい事に、見せ付けるように政宗の前で今まで以上に、
に甘えるリラックマサムネを見て、政宗が嫉妬してついに暴走。
政宗とリラックマサムネの喧嘩がクマの時より壮絶になり、1日中怒声と罵声が絶えなかったとか。
小十郎が怒鳴りすぎて倒れてしまったのは言うまでもない。


FIN

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トリップ夢がスランプ&テスト期間と言う事で久し振りにこのシリーズ書きました。
テスト期間中はパソが触れなくて他のシリーズの更新が出来ない分暇さえあれば携帯で夢打ちです。
にしても何か…恥ずかしいなー内容が(今更)
特にリラックマサムネ篇は書き終わると羞恥の余りやたら叫びたくなってきます(笑)
しかも途中から予定変更で擬人化しちゃいました。
TOPに飾ってた擬人化蒼紅リラックマのあれです。
途中何度か詰まったのですがエアギアOPの曲聞いてたら途端に指が動き出しました(笑)
だらだらと書いちゃったしオチをどうしようかと悩みに悩んでこんな終わり方を…;;
結構仲悪い感じですが大好きなあの子を守る為ならタッグ組んじゃうと思うに1票(何)
と言うかもう自分でも何打ってるのか分かんなくなってきちゃった…(撲殺)
次回はリラックこじゅを書く予定ですが
果たして伊達殿は次回も生き延びる事が出来るのでしょうか…。
ブラウザでお戻り下さい。


Created by DreamEditor